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西鶴 思想と作品

書名かな さいかく しそうとさくひん
著者(編者)名 吉江久彌 著
著者(編者)名かな よしえひさや
ISBNコード 978-4-8386-0213-1
本体価格 3,800円
税込価格 4,180円
判型 A5判上製カバー装
頁数 246頁
刊行日 2004年7月20日
在庫 在庫あり
 本書をご覧になった後 西鶴作品を読み直してください
 今までと全く違った西鶴を発見することでしょう

 西鶴が未知の世界にまで見識を広げて、世の中の多様な人心に通じ、「家業の一大事を知るべし」と繰り返し、自らも熟達したまことの俳諧師として超人的な一日一夜23500句の矢数俳諧を達成したそのエネルギーの秘密は何でしょうか。
 「執着を断つと万物は自然にその真の姿を現わす」(荘子)
 私たちも「荘子」に限らず古人の思想から学ぶべき事が多いのではないでしょうか

第一部 西鶴文学の概観
 西鶴の人と作風
  一 芭蕉と西鶴
  二 ユーモアと批判精神
  三 人間・人生への関心
  四 視野の広さと合理性など
  五 美意識
 西鶴文学の特徴

第二部 思想と作品
 西鶴の旅とは何か
 筍殺人事件考――西鶴における怪異と人間――
  一 化け物と人間
  二 化け物論の先例
  三 筍殺人事件
  四 異空間への旅
 『懐硯』序説
 『懐硯』再考――『近代艶隠者』との関連で――
 荒砥屋について

 小編三題
  1 「春琴抄」と西鶴の作品
  2 「青頭巾」と西鶴の作品
  3 韓国女流詩人の作品について

 不易と無限――『荘子』と芭蕉・西鶴――
  序
  一 「造化」と芭蕉・西鶴
  二 寓言説を中心に
  三 展開Ⅰ─芭蕉の場合
  四 展開Ⅱ─西鶴の場合
  五 『荘子』と近現代の思想

 あとがき


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